趣味

2014年8月30日 (土)

7つの間違いさがし、2つのフォルダの違いを見つけるには裸眼立体視で


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私は子供の頃、目の前に人差し指などを立てなくても目を真ん中に寄せるテクニックを伯父さんに教えてもらって、その面白い顔を誰にでも披露しているような時もありました。そのことから、同じ形のものが2つあると1つに重ねて見る、つまり今で言う裸眼立体視の交差法を行うことが、この技を使って自然と身についていました。

そんなわけで、同じ絵が2つ並んだ「7つの間違いさがし」も、目を寄せて見る方法(交差法)を使うと簡単に解けることを最初に見た瞬間に気づきました。7つの間違い探しというのはもう何十年も前から雑誌や新聞に掲載されていて、間違いの数はたまに5つの場合もありますが当時からほとんどが7つと決まっています。交差法で2つの絵を重ねて見ると、間違っている部分がチラチラと目立つように向こうから主張してきて、5秒位で間違った箇所の全てを見つけることができます。

子供の頃は自慢気にこの技を人に話してもなかなか理解してもらえなかったのがもどかしく、「交差法」という言葉が一般に浸透した今こそ、このブログで紹介したいと思います。

ちなみに交差法でなくても平行法を使っても同じことができますが、2つの絵の間隔(2つの絵の中の同じ位置どうしの間隔)が、自分の目の間隔よりも離れている場合は交差法でないと無理です。

3D画像の裸眼立体視が流行ったのはそれからずっと後の大人になってからのことで、その時も最初から簡単に立体視することができました。でもその時は立体的に見える感動よりも、ノイズのような画像の中から意味のある形が浮き出して見えるという、コンピューター処理を使って当時に考えだされたアイデアの素晴らしさの方に感動したものでした。

この技を使うと、日常的にも2つのものを比較する際にいろいろ役立ちます。例えば、パソコン上で中身が同じような2つのフォルダがあって、そのフォルダの中身を素早く比較したい場合などは、2つのフォルダを開いてウインドウを横に並べ、それぞれの表示方法をリスト表示にして名前順で表示し、ここで交差法を使用すると中に入っているファイルの違いを簡単に見つけることができます。この場合は異なるファイルから下のファイルが全てずれるので、それ以降の位置ずれをスクロールするなどして修正しながら交差法を繰り返すことになります。


下の絵は間違いさがしのサンプルです。
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2014年8月10日 (日)

テレビ映像から作る、東京スカイツリーの立体写真


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同じ景色を、横方向に少し離れた2つの異なる視点で撮影すると視差が生じるので、その2枚の写真で立体写真(ステレオグラム;3D画像)を作ることができます。
奥行きが数メートル程度なら数センチの視差で立体感を得られますが、奥行が長く、つまり景色が遠くなるほど、立体感を得るためには大きな視差が必要になります。
例えば山道を歩いていて、ある地点で遠くの山を撮影し、数分ほど歩いてからまた同じ山を撮影するとかなり大きな視差が得られるので、その2枚の写真を立体視すると、山が箱庭の中にあるように立体感が感じられる画像になります。

この原理を利用して、ヘリコプターや小型飛行機による空撮のテレビ映像を利用すると、景色が刻々と移り変わるので、少し時間が経過した2枚の写真を使ってミニチュアの世界のような立体写真を作ることができます。ワンカットの短い時間でも離れた距離を移動するので、大きな視差の立体写真になります。

以下は東京スカイツリー周辺のかなり奥行きのある景色です。交差法で立体的に見ることができます。
(「交差法」で検索すると立体視の方法が見つかります。)

写真をクリックすると大きな画像が開きます。

Stereoskytree3_2

 

 

 

 

 

 

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