花粉症、痒い目をこすったら絶対ダメダメ!
花粉症のシーズンです。
長年の花粉症の経験からわかったのですが、花粉に反応して目が痒くなったときに、目をこすってしまうとクシャミが連発します。
これはまぶたの外側に付いた花粉が、手でこすることによって目の中に入るからだと思っていたのですが、どうやらそうではなさそうです。なぜなら、入浴後に全く花粉が付いていない状態でも、目をこすると同じ症状に見舞われるからです。
これはまぶたの外側に付いた花粉が、手でこすることによって目の中に入るからだと思っていたのですが、どうやらそうではなさそうです。なぜなら、入浴後に全く花粉が付いていない状態でも、目をこすると同じ症状に見舞われるからです。
調べたところによると、痒いところを掻くと、それによってますます痒み物質であるヒスタミンが発生してしまうらしいのです。以下は協和発酵キリンさんのサイトから引用させて頂きました。
「ヒスタミンは、痛みやかゆみを知覚する「知覚神経」に作用し、その刺激がかゆみとして脳に伝えられると同時に、その刺激は神経の末端にも伝えられ、神経ペプチドと呼ばれる神経伝達物質を放出させます。そして、この神経ペプチドは肥満細胞を刺激し、さらにヒスタミンを分泌させます。」
最初の痒みは花粉が原因となって目の粘膜の肥満細胞から発生したヒスタミンが粘膜を刺激して目が痒くなるのですが、上の引用によると、痒くなった目を掻くことによってさらにヒスタミンが出てしまい、それがまた神経を刺激して痒くなる、という悪循環に陥るのです。
そして体から増産されたヒスタミンは涙とともに、目と鼻を結ぶ管(涙道)を通って鼻に流れ込みます。(この涙道は、泣いたときに涙が鼻から出る通り道としておなじみの管です。)
そして鼻に流れ込んだヒスタミンが、鼻の粘膜を刺激しまくるというわけです。以上は推測ですがほぼ正解だと思います。
そして鼻に流れ込んだヒスタミンが、鼻の粘膜を刺激しまくるというわけです。以上は推測ですがほぼ正解だと思います。
余談ですが、ドライアイの治療で用いられる小さなキャップのようなもので涙道をふさげば、目に起因するクシャミは止められるのではないかと思います。
なので目が痒い時に掻くのは絶対にNGで、アレルギー用の目薬をさすのがいいと思います。
« 太陽が真上に見えるような国を旅してみたい | トップページ | 乾燥バジルでバジルペーストを作る »
「心と体」カテゴリの記事
- 花粉症、痒い目をこすったら絶対ダメダメ!(2015.03.25)
- 眠い時の対処法について(2012.08.16)